阿部寛主演「つやのよる」に豪華6女優結集し“愛を問う”
2012年7月13日 07:00

[映画.com ニュース] 行定勲監督の最新作で阿部寛が主演する「つやのよる」に、小泉今日子、野波麻帆、風吹ジュン、真木よう子、忽那汐里、大竹しのぶという日本を代表する豪華な女優陣が出演していることがわかった。阿部も、「こんなに素敵な女優さんたちと映画で共演できてうれしい。面白い群像劇を期待してください」と意欲をみなぎらせている。
直木賞受賞作家・井上荒野氏の著作を初めて映画化する今作は、22人の男女が織り成す恋愛群像劇。家族を捨て、駆け落ちをして大島に移住した松生(阿部)は、何度裏切られても献身的に愛を注いできた妻の艶ががんに侵され、こん睡状態に陥ったことを現実として受け止められずにいる。そんなとき、自らの愛を確かめるために、艶が関係を持った男たちに艶の死を知らせるという考えがひらめく。
今回発表された女優陣が演じるのは、かつて艶と関係のあった男たちの現在の妻であり、恋人であり、娘だ。歩んできた人生に突如として割り込んできた艶という存在に、女たちは困惑を隠せずにいるが、やがてそれぞれの“愛”の形を追い求めるようになる。
小泉演じる石田環希は、“愛を闘う女”。艶にとって最初の男(従兄で小説家)の妻で、夫の浮気相手から新作小説が艶をモデルにしていると聞き、不安を抱き始めるという役どころ。大竹と忽那は、艶のために松生から捨てられた母・山田早千子と娘・山田麻千子に扮する。“愛を包み込む女”早千子と“愛を問いかける女”麻千子は、艶が危篤だという噂を耳にし、互いの思いを胸に秘め大島へと旅立つ。
艶がストーカーをしていた男の恋人で、“愛を待つ女”池田百々子を担うのは真木。風吹は、艶の愛人だったかもしれない男の妻・橋川サキ子役を演じる。“愛に寄り添う女”で、今は亡き夫の自殺の理由を探すため大島へ行くことを決意する。また、野波は艶の最初の夫と関係をもつキャリアウーマンで、“愛を確かめる女”に命を吹き込む。
行定監督は、「この映画的な女優陣がそろったこと自体、素晴らしいのひと言です。この映画の見どころは役者の演技でしたから、理想通りの豪華キャスティングになって最高です」と興奮を隠さない。さらに、「複雑で曖昧な男女の物語を、この女優たちが生々しく演じています。既にそれぞれのこんな顔が見たかったというカットが撮れていますから、期待していてください」とコメントを寄せた。
「つやのよる」は、2013年新春に全国で公開。
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