舘ひろし、堂々のアイドル宣言「関ジャニ∞の8人目はオレ」
2012年7月8日 21:30
[映画.com ニュース] 人気アイドルグループ「関ジャニ∞」が主演するアクション大作「エイトレンジャー」の完成報告会見が7月8日、東京・文京区のTOKYO DOME CITY HALLで行われた。主人公のエイトレンジャーに扮する同グループメンバーの横山裕、渋谷すばる、村上信五、丸山隆平、安田章大、錦戸亮、大倉忠義の7人をはじめ、共演する舘ひろし、メガホンをとった堤幸彦監督が出席。舘は、「この映画をきっかけにアイドルを目指します」と上機嫌で宣言。映画オリジナルのキャラクターである伝説のヒーロー“キャプテン・シルバー”を演じ、「エイトだけど7人しかいないから、8人目はオレかな」とすっかりノリ気だった。
関ジャニ∞がコンサートで披露してきた戦隊パロディを映画化。荒廃した近未来を舞台に、ワケありの若者7人が“エイトレンジャー”として、テロリスト集団との戦いに挑む。「まさかシルバーのスーツを着ていただけるとは。本当にすごいこと」(渋谷)、「よくぞ(オファーを)受けてくださった。器の大きさが尋常じゃない」(村上)、「僕らの寸劇を映画化した作品に、舘さんが出演されるなんていいのかなって……。とても光栄です」(丸山)とメンバーも舘の出演に驚きを隠せない様子だ。
大倉は「舘さんをこれでもかといじり倒すシーンは、怒られないか不安だったが、一切そんなことはなかった。いつか僕が大物になったら、こういう姿勢でいたい」と最敬礼。“キャプテン・シルバー”はほぼ全編マスクをかぶっており、「素顔が出るのは全体の1割か2割くらい。それでも口元だけで舘さんだとわかるのはやっぱりすごい」(横山)とベテラン俳優の存在感に圧倒されていた。
一方の舘は「オファーをいただき『もちろん、やりませんよね』と会社から言われた」と裏話を披露。メンバーが9月に開催するスタジアムツアーを告知すると、「オレはスケジュール、空けておかなくていいの?」と自らライブ出演を提案し、笑いを誘っていた。会見後には同会場で完成披露試写会が行われ、共演するベッキー、蓮佛美沙子、東山紀之を加えた総勢12人が「∞」の形をした88メートルのレッドカーペットを闊歩し、舞台挨拶に登壇した。
「エイトレンジャー」は7月28日から全国で公開。