「宇宙戦艦ヤマト2199」第三章、10月13日上映 旧作にない新展開も
2012年7月3日 17:00

[映画.com ニュース] 往年の名作アニメを新たなスタッフ、キャストで描く「宇宙戦艦ヤマト2199」の第三章「果てしなき航海」が、10月13日から新宿ピカデリーほか全国10館で2週間限定上映されることが決まった。
同作は、1974年にTV放映され社会現象を巻き起こしたSFアニメの金字塔「宇宙戦艦ヤマト」を、「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」「機動警察パトレイバー」のメカデザインや「ラーゼフォン」で知られる出渕裕監督ほか、気鋭のスタッフが集結して描く新シリーズ。全26話のTVシリーズとして製作されているが、TV放映に先駆けて7章に分けての劇場上映が行われており、DVD・ブルーレイも順次発売されている。
「果てしなき航海」と題された第三章は、第7話から第10話までの計4話で構成。ガミラス星人の侵攻から地球を救うため、16万8000光年の先にある惑星イスカンダルを目指す宇宙戦艦ヤマトが、太陽系を抜けて外宇宙への航海に乗り出す。しかし、冥王星基地を破壊された敵司令官シュルツの追跡や、敵の総統アベルト・デスラーが公案した作戦により、絶体絶命の危機に追い込まれていく。第三章では、ガミラスとの接触など旧作にはなかったオリジナルストーリーも展開される。
なお、第3話から第6話で構成された第二章「太陽圏の死闘」は、6月30日に全国10館で上映開始。1館あたりの興行収入アベレージは230万円超と、同週末公開の作品中トップを記録した。第二章には、「ワープ」「波動砲」「デスラー総統の登場」など同シリーズを象徴する有名なシーンが多く含まれ、往年のファンにも注目を集めている。第二章の上映は7月13日まで。
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