米劇場、新たな音響システムを導入へ
2012年7月2日 15:49

[映画.com ニュース] 世界の映画館が、急ピッチでドルビーの新ミキシング方式「ドルビーアトモス」に対応することになりそうだと、ハリウッド・レポーター紙が報じた。
新フォーマットのドルビーアトモスは自然でリアルな音場を提供することができ、最大128チャンネルまで出力が可能だが、導入にあたっては映画館側がスピーカーなどをアップデートさせる必要がある。初めてドルビーアトモス方式でミキシングされたのは、ピクサー最新作「メリダとおそろしの森」(マーク・アンドリュース監督)。現在はアメリカ、カナダにある14の劇場のみで同方式で上映されている。
現在、同方式に対応しているのは20館ほどだが、ドルビーによれば、2013年末までに世界の1000館近い映画館に対応させる計画だという。最近の映画館はデジタル映写機の導入や3D上映など映像での進化が目覚ましいが、音響面でも新たな体験が期待できそうだ。

「メリダとおそろしの森」
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