男性ストリップ映画「マジック・マイク」の前売り券セールスが全米で好調
2012年7月1日 22:00

[映画.com ニュース] スティーブン・ソダーバーグ監督の最新作「マジック・マイク(原題)」が、アメリカのオンラインチケット販売サイトで爆発的な売り上げを記録していると、ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。
同作は、人気俳優チャニング・テイタムの過去を題材にした男性ストリッバーの物語で、テイタムをはじめ、マシュー・マコノヒー、マット・ボマー(「ホワイトカラー」)らイケメン俳優がストリッパー役で出演している。トラッキングと呼ばれる映画公開前の期待度調査によれば、今週末に全米で封切られる新作では今作よりも、マーク・ウォルバーグ主演コメディ「テッド」のほうが評判が高く、「テッド」が4000万ドル、「マジック・マイク」は2500万ドル程度のオープニング成績になるとみられている。
それでも、オンラインチケット販売のファンダンゴによれば、すべての売り上げのうち「マジック・マイク」が占める割合は53%にも及ぶという(「メリダとおそろしの森」が17%、「テッド」は7%)。ロサンゼルス・タイムズ紙の分析では、「マジック・マイク」の全米配給を手がけるワーナー・ブラザースが、女性観客をターゲットに大人数での鑑賞を勧めているためだという。
アメリカの観客はカップルで映画を鑑賞する場合、劇場で当日にチケットを購入するが、3人以上で映画を見に行く場合は、前売り券を購入する傾向があるためだという。なお、ワーナーは女性に対し「彼氏には、朗読会に行くと嘘をつくように」と、宣伝キャンペーンを展開している。
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