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水野美紀、初共演の村上淳に「大人の余裕を感じた」

2012年6月15日 21:00

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取材に応じた(左から)村上淳、小日向文世、水野美紀
取材に応じた(左から)村上淳、小日向文世、水野美紀

[映画.com ニュース] 人気漫画家・高橋留美子の短編作品を初めてドラマ化する「高橋留美子劇場」が放送されることになり6月15日、出演する水野美紀小日向文世村上淳が東京・渋谷のNHK放送センターで取材に応じた。

水野は、初共演の村上を「初めて会う感じはしなかった。会った瞬間から、『なんでも受けとめるぜ』みたいな大人の余裕を感じました。緊張を感じなかった」と述懐。取材前には、小日向をマネージャーと間違えてしまったそうで、小日向が「挨拶してくれなかった」とぼやくと、「大好きな先輩で舞台の上であれだけオーラがあるのに、ふだんは消し去っているのでさすがです」とすかさずフォローしていた。

原作は、高橋が25年にわたり年に1作品執筆している短編作。第1章「赤い花」は自分の葬儀に出席することになったサラリーマンの幽霊、第2章「運命の鳥」は不幸になる人の頭上に赤い鳥が見える特殊能力を持った喫茶店マスターを中心に、市井の人々が織り成す物語をファンタジックに描く。第1章は小日向をはじめ原田美枝子山田まりや杉本哲太ら、第2章は村上、水野をはじめ東幹久井上和香らが出演している。

中年の幽霊に扮した小日向は、頭にネクタイを巻いた姿で裸踊りを披露。「この年になって裸を見せるのはやめとこうかと思ったけど、女房が高橋さんの大ファンなので出演しました」と明かし、「最近しょぼい感じの役が多いんです(笑)。筋肉がそげ落ちた自分の裸を見て『うーん』となったけど、情けない感じがよく出ていた。作品としてよくできていた」と笑顔をのぞかせた。

プレミアムドラマ「高橋留美子劇場」は、第1章「赤い花束」が7月8日午後10時~10時49分、第2章「運命の鳥」が7月15日同刻にBSプレミアムで放送。

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