ニュージーランドの絶景に息をのむ“ビデオログ”第6弾が到着!
2012年6月15日 20:00

[映画.com ニュース] 「ホビット」の製作現場の様子が随時伝えられ、ファンの熱気を高めている「『ホビット』ビデオログ」の第6弾が到着した。今回は12年に入ってから初めて公開された映像で、自らが案内役となっているピーター・ジャクソン監督の「今は(第2部の)『ゆきて帰りし物語』を撮影中なんだが、あっちのセットもこっちの大道具も13年まで見せられないんだ」という挨拶からスタートしている。
前回のロケ撮影レポートに続き、今回はその第2弾。ニュージーランドの地図上で撮影隊のルートを示しながら、ピオピオ、オハクネ、セントラル・オタゴ、ロック&ピラー山脈、クィーンズタウン、パラダイス、テ・アナウなど、ニュージーランド全域を駆けめぐる壮大なロケ撮影の様子が伝えられる。
ジャクソン監督がこれだけの大規模ロケにこだわるのも「スタジオ撮影の方が楽だけど、この景色はセットでは再現できない」という思いから。原始的な植物が残る世界で2番目に古い国立公園でもあるルアペフ山や、美しい氷原が広がるアーンスロー・バーンなど、ドワーフのオーリ役アダム・ブラウンやノーリ役のジェド・ブロディらが、「ここの風景が実在の風景だなんて信じられない。セットの方が現実っぽく見える」とため息を漏らす“絶景”の数々が披露されている。
2班に分かれて北島と南島くまなく撮影してきた撮影隊は、ちょうど行程の半分が終了した127日目に合流したそうで、「記念にパーカーを作った」(ジャクソン監督)という。ゴラム役で第2班監督でもあるアンディ・サーキスが、「『ロード・オブ・ザ・リング』の時は133日間で3作も撮ったのに、今回は2作でもう127日目だ。どうしてそんなに時間が掛かっているんだ?」と質問をぶつけると、ジャクソン監督は「そんなの簡単さ。10年前より動きが遅くなった(笑)」とちゃめっ気たっぷりに答えている。
ロケ撮影を終えた一行はウェリントンに帰着し、いよいよ撮影も第3ブロック目、残り100日を迎える。「また近いうちに報告するよ」というジャクソン監督の言葉と、「WELCOME TO BLOCK THREE(第3ブロックへようこそ)」というメッセージで締めくくられている。
2部作の前編「ホビット 思いがけない冒険」は、12月14日から全国で公開。
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