新スパイダーマン俳優、来日会見で熱弁し過ぎて「ゴメンナサイ」
2012年6月13日 14:22

[映画.com ニュース] 米映画「アメイジング・スパイダーマン」の来日記者会見が6月13日、都内で行われ、主演に抜てきされたアンドリュー・ガーフィールドをはじめ、共演するエマ・ストーン、リス・エバンス、メガホンをとったマーク・ウェブ監督らが出席した。
世界的ヒットを記録した映画「スパイダーマン」シリーズのリブート第1弾。今回、“新スパイダーマン”に起用されたガーフィールドは「僕自身、3歳の頃からスパイダーマンの大ファンだったから、この役に選ばれたのは本当に喜びだった。実際にスーツを着てみたら、かゆくて着心地が悪かったから、夢が壊れたけどね」と笑いを交えながら、感慨しきり。その後もスパイダーマンの魅力を熱弁したが、長いコメントに四苦八苦する通訳者を気遣って「ゴメンナサイ」と日本語で謝罪。さらにテーブルの下に隠れてしまう場面もあり、役柄そのままの素朴な一面も垣間見せた。
幼い頃に両親と離れ離れになった高校生のピーター・パーカー(ガーフィールド)は、科学者だった父の極秘研究を探るため、勤務先だったオズコープ社に潜りこむが、新種のクモにかまれてしまう。一方、かつての父の共同研究者だったコナーズ博士(エバンス)は自ら“異種間遺伝子交配”の実験台となり、大トカゲ・リザードに変身してしまう。
パーカーの恋人・グウェンを演じるストーンは「アンドリューの答えが長過ぎたから、私は短めにお答えします」と機転を利かせ、「スパイダーマンと3Dって、完ぺきなマッチングだと思うわ」とシリーズ初となる3D公開をアピール。現在、ガーフィールドとの交際が報じられており、会見中はふたりが顔を見合わせ、談笑する場面もしばしば。また、スパイダーマンの宿敵となるリザードを演じたエバンスは「リザードは科学技術がもたらす悪夢であり、人類への警告なんだ。ただ、この映画における映像の進歩には、ただただ驚かされたね」と語った。
3Dアクション超大作としてはもちろん、特殊能力に目覚め、スパイダーマンとなったピーターが、幼少期のトラウマと向き合い、正義のために戦う“責任”を自問自答しながら、成長を遂げる姿を繊細なタッチで描いた本作。ウェブ監督は「超大作であり、人気シリーズの最新作。もちろん、プレッシャーはあったが、ひとりの若者がたどる成長への旅路だという“軸”を大切にすれば、必ずうまくいくと確信していた。完成までに2年かかったが、毎日が素晴らしいチームプレーでエキサイティングな毎日を過ごせたよ」と早くも手応え十分だ。
「アメイジング・スパイダーマン」は6月23日、24日に世界最速3D先行上映。6月30日から全国で公開される。
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