ソ・シゾブ&ハン・ヒョジュ、初共演映画で仲睦まじく来日
2012年6月7日 14:30
チャールズ・チャップリンの名作「街の灯」(1931)をモチーフに、心を閉ざした元ボクサー(ソ・ジソブ)と視力を失いつつも明るくはつらつとした女(ハン・ヒョジュ)の純愛を描く。「フラワー・アイランド」(01)の俊英ソン・イルゴン監督がメガホンをとった。
「映画は映画だ」(08)などハードボイルドな作品が続いていたソ・ジソブは、「ボクシングの選手役なのでアクションシーンは肉体的に大変だったけど、撮影中ずっと恋愛感情を維持しなければならないという精神的ストレスの方が大変だった」と苦笑い。「美しくて温かいラブストーリーだけど、胸の痛むようなシーンが多く幸せの時間は短い。恋愛とは美しい言葉だけど、お互いに対する犠牲や苦痛が伴うもので、それも恋愛の大きな1つの要素だと思う」と語った。
人気ドラマ「春のワルツ」「華麗なる遺産」などで知られる若手スターのハン・ヒョジュは、「視覚障害者の女性をどのように演じたらいいのかとても悩んだ。ドラマやドキュメンタリーを参考に勉強したり、実際に障害者の方々に会って彼らの生活習慣を間近に見ることで何か得るものがないかと考えた」と役作りを振り返った。本作のような切ない純愛については、「多くの女性が1度は経験したいようなあこがれの対象でもあるけど、つらく難しい恋愛でもあると思う」と語った。
ソ・ジソブは初共演となったハン・ヒョジュの印象を、「かわいらしくて弾けるようなイメージがあったけど、今回一緒に撮影して、いつも女優として演技に真剣に悩んでいる姿に驚かされた」。ソ・ジソブを“アジョシ”(おじさん、先輩の意)と呼ぶハン・ヒョジュは、「温かい方でいつも余裕のある雰囲気。現場でも私自身に欠けている部分を補ってくれて、一緒に仕事ができてとてもうれしく思う」と尊敬の眼差しをおくった。
「ただ君だけ」は、6月30日から公開。
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