謎に包まれた衝撃SF「プロメテウス」ワールドプレミアにキャスト勢ぞろい
2012年6月4日 08:00

[映画.com ニュース] リドリー・スコット監督が人類の起源の謎に迫る3DSF超大作「プロメテウス」のワールドプレミアが5月31日(現地時間)、英ロンドンで行われ、スコット監督をはじめノオミ・ラパス、シャーリーズ・セロン、マイケル・ファスベンダーらメインキャストが参加した。これまでストーリーが一切明かされず、謎に包まれたままだった同作の初披露とあって、会場には約1500人のファンと約250人の報道陣が集結。その注目度の高さをうかがわせた。
「ブレードランナー ファイナル・カット」から5年ぶり、そして82年の「ブレードランナー」以降の別バーション作を除くと、実に30年ぶりとなるSF作品だけに、スコット監督の思い入れも相当のものだった様子。「本作の製作はとても楽しかったから、仕上げるのが惜しい気がした。こういう映画を作るときは、ひとつの世界を一から作り出すようなものだから、すべての物や人に思い入れがあって、終わってしまうと寂しい気がするものなんだ」と語った。
スコット監督が「『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』を見て、素晴らしいと感じた」と抜てきしたラパスは、自らが演じる考古学者エリザベス役を「科学者だけど神の存在を信じている人で、私は彼女のそういう矛盾した両面が気に入ってるの」とコメント。さらに、「私にとって彼女は(リドリー・スコット映画の)アイコン的存在。演じるのが楽しかった」と述べている。
「こんな依頼に『イエス』と言わない役者なんて1人もいないと思うわ。電話をもらって感激だった」と振り返るのは、メレディス役のセロン。初となるスコット監督作への出演に、「彼は飛び抜けた目を持っている本物のフィルムメイカー。素晴らしいと思うわ。スケールの大きな考え方をする人だけど、いつでも人の感情、人間らしいものを一番気にかけているの。だから、役者として彼と組めたことはとても貴重な経験だった」と感想を寄せている。
「プロメテウス」は、人類史上最大の謎である“人類の起源”を解明する重大なヒントを古代遺跡で発見した科学者チームが、宇宙船プロメテウス号で未知の惑星を訪れ、地球上のあらゆる概念を覆す驚がくの真実に迫る姿を描く。壮大なスケールと3D映像が話題だ。8月24日から全国で公開。
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