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三浦祐太朗、千春役に「全身全霊」 “友和&百恵長男”から「旅立ち」

2012年5月17日 06:00

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松山千春役を実力で勝ち取った三浦祐太朗
松山千春役を実力で勝ち取った三浦祐太朗
(C)文化通信

[映画.com ニュース] フォークシンガー・松山千春の生き様を描く舞台「旅立ち~足寄より~」(文化通信社主催)の発表会見が5月16日、都内で行われた。三浦友和と百恵さん(旧姓山口)夫妻の長男・三浦祐太朗が、主人公・松山千春役で俳優初挑戦する。新天地に「全身全霊で挑みます」。舞台にあわせ、松山の楽曲をカバーするシングル「旅立ち」でソロ歌手デビューも決まり、生まれながらついてまわった大物2世の冠から“旅立ち”を目指す。

祐太朗は、2008年にロックバンドのボーカルとしてメジャーデビューするも活動休止。現在28歳で、今回の舞台に再起をかける。プロアマ問わず募集された松山役オーディションに家族にも内緒でエントリー、823名の応募者の中から実力でその座をつかみとった。松山のファンクラブ会員も審査に参加した最終選考は満場一致で合格。その裏には、原作を熟読して松山の音楽を聴き込み、映画版も繰り返し見るなど、強い思いがあった。松山特有のギター奏法“2フィンガー”も自力でマスターした。

オーディション合格後は、物語の舞台となり松山を輩出した地・北海道の足寄をひとりで旅したという。「千春さんが育った場所を見て、イメージがわいてきました」。松山本人にも先日会う機会があったといい「非常に抱擁力があり、力強く、それでいて優しい風のような方だった。『楽しみにしているから』と声をかけてくれた。納得いただけるものにしないと」と闘志を込めた。

出演が決まり、父と母、弟の三浦貴大は「ビックリしてましたね。でも『おめでとう』とそれぞれ言ってくれました」。芸能界を代表するファミリーだけに、家族に関する質問が相次いだが、嫌がることなく丁寧に答え「家族から演技のアドバイスを受ける機会? 後々あるかもしれないですね」とニッコリ。

舞台は、松山のデビュー35周年に合わせて企画されたもの。1977年に「旅立ち」でデビューした松山が、1979年に当時23歳で書き下ろした自伝的小説が原作になる。松山の生い立ち、生みの親で恩師のSTVラジオ・竹田健二ディレクター(故人)との出会いと別れを感動的に描く。

竹田ディレクター役には風間トオル。この日はビデオレターで、祐太朗との共演に向け「お父さん(友和)とは何度か共演させてもらいました。(祐太朗を)サポートできれば」とコメントを寄せた。他に、祐太朗と同じ“2世タレント”にあたる逸見太郎若山騎一郎をはじめ、松山の先輩フォークシンガーにあたる杉田二郎、グラビアアイドルの鎌田奈津美、元ホストの城咲仁、女優の吉永まりらが共演する。

ちょうどこの日、若山の結婚が報じられ、祝福ムードで舞台「旅立ち~足寄より~」がスタートした。今後稽古を経て、東京・赤坂の草月ホールで7月30日~8月3日に全9公演を予定。来春に地方公演(大阪、名古屋、福岡、仙台、札幌)も予定されている。祐太朗のソロデビューシングル「旅立ち」は、8月1日に発売。(映画.com×文化通信.com)

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