ジョージ・クルーニーもタジタジ!?「ファミリー・ツリー」の娘役2人に要注目!
2012年5月16日 12:53

[映画.com ニュース] ジョージ・クルーニーがこれまでのイメージを覆し、“等身大”の父親を演じて第84回アカデミー主演男優賞ノミネートを受けた「ファミリー・ツリー」が、5月18日に公開される。同作で主人公マットの2人の娘を演じた、シャイリーン・ウッドリーとアマラ・ミラーが話題だ。
姉のアレクサンドラに扮したウッドリー、妹スコッティ役のミラー、ともにオーディションでの抜てき。なかでもミラーは、全米から集まった300人以上の少女にも納得できなかったアレクサンダー・ペイン監督が、カメラマンに相談したことをきっかけに選ばれた演技経験ゼロの新人女優。ペイン監督が「メールをチェックすると、その少女のオーディションデータが添付されていて、それで決まりだった。僕は『見つけたぞ!』と言ったんだよ」と振り返る。
そしてウッドリーは、5歳から16年のキャリアを誇り、長寿テレビシリーズ「ザ・シークレット・ライフ・オブ・ジ・アメリカン・ティーンエージャー」で大ブレイク中。本作でも、10代の少女が抱く愛憎入り乱れた複雑な感情をニュアンスたっぷりに表現し、「(マットと)長女との関係が気に入ったよ。彼女はいい子だし、かわいくてポジティブ。でも、僕にとってもっと意味があったのは、女優として素晴らしいところだ」というペイン監督の感想を引き出している。
ウッドリーは、アレクサンドラとマットの父娘関係を「彼女は“人とのかかわり”を父親に教えていると思う」と振り返る。「マットはいつでも後ろに引っ込んでいる人。でも、自分のそういう面を後悔する場面があります。娘は前向きなので、父も“負けてはいられない”と変わらざるを得なくなり、それが2人の間に親密な関係を築くきっかけになります」と語っている。
とはいえ、演じるクルーニーついては「とても素晴らしい人。私が見ているのは、有名な映画スターではなくて、ジョージ・クルーニーという名前のケンタッキー出身の優しい人というだけ。そしてすべての面でダイナミックなんです」と最敬礼。「最初はまるで別の世界の人みたいだった」というミラーも、「ジョージは人を笑わせるのが好きで、いろいろな方法で皆を笑わせるの」と述懐している。

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