井上真央「トッカン」主演で特別国税徴収官に 水田監督と再タッグ
2012年5月12日 06:00

[映画.com ニュース] 女優の井上真央が、日本テレビ7月期の水曜ドラマ「トッカン 特別国税徴収官」に主演することがわかった。ある事情から安定した職業に就きたくて公務員を目指し、東京国税局管内の税務署で新米徴収官として働き始める鈴宮深樹役。井上は、「『税金』という身近な問題でありながら、国税局という未知なる世界に足を踏み入れることに、今からワクワクしています」と意欲をみなぎらせている。
高殿円氏の同名人気小説が原作で、税金滞納者から問答無用で取り立てを行うなかでも、特に悪質な事案を担当する特別国税徴収官(略してトッカン)を主人公にしたもの。井上演じる深樹は、周囲から死神と恐れられる直属の上司・鏡雅愛の前だと言いたいことが言えず、すぐに「ぐっ」と詰まってしまうことから「ぐー子」と呼ばれている。今作では、人間の生活と欲望に直結する税金にまつわる事件を、鏡の毒舌や無理難題に耐えながら安定志向だった自らを見つめ直し、成長していくぐー子の姿とともに描く。
演出を手がけるのは、「舞妓haaaan!!!」「なくもんか」の水田伸生監督。井上にとっては、主演映画「綱引いちゃった!」(秋公開)のメガホンをとり気心が知れている存在だけに、「映画でご一緒した水田監督と再びタッグを組めることが何よりとても心強く、よりパワーのある作品になると信じています」と全幅の信頼を寄せ、撮影に臨むつもりだ。
井上は劇中、新人徴収官として滞納者の取り立てに奔走する。納税を拒否する資産家マダムから高級車やペットの愛犬を差し押さえ、貧しい工場へ取り立てに行き追い返され、銀座の高級クラブのママと戦うひと幕も。原作も読み込んでおり「痛快でありながら、人間とお金について深く考えさせられる素晴しい作品。登場する濃いキャラクターをどんな方が演じ、そしてどんな戦いになるのか、今からとても楽しみです」とコメントを寄せている。
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