アントニオ猪木、インド女性との恋愛「まだ経験ない」
2012年5月10日 15:05

[映画.com ニュース] インド映画として異例の世界興行収入100億円超のメガヒットを記録した「ロボット」の公開を記念して5月10日に都内で開催されたイベントにアントニオ猪木が登場した。
「元気ですか!」と誰よりも元気に登場した猪木は映画のビジュアルに合わせてサングラスに銀色のジャケット&ネクタイといういでたち。「控室に勝手に用意されてました。おれも恥ずかしいんです」とボヤキながらも周囲からの「かっこいい」という声にうれしそうにうなずいた。
映画については「ばかげてる(笑)。『バカヤロー!!』って思ったよ。非常識ってのはいいですね」と猪木流の最大限の賛辞を贈る。
自身、何度かインドに足を運んだことがあり、また現在の住まいのあるアメリカで「夜にヒマな時にチャンネル回すとインドの映画をやってる」とのことでインド映画には親しんでいる。本作では、ミス・ワールド国際大会で世界一の美女に選ばれた経験のあるアイシュワリヤー・ラーイがヒロインを演じているが、司会者から「インドの女性はキレイですよね」と振られると「まだ経験ないんですよ」と恥ずかしそうに語り笑いを誘った。
失恋でコントロール不能の暴走を続け街を混乱に陥れるロボットについて「日本の政治も壊してほしい」と語っていたが、最近は「世の中がおかしくなってる気がして怒ってます。(政治家が)嘘ばっかり言ってる」と憤りを露わにした。先月、北朝鮮に渡り、現地の金日成主席生誕100周年の祝賀行事に出席したが「花火がすごかった。日本の最大規模の花火の4~5倍あるらしい」と感嘆しつつ「(北朝鮮と)対話ができる体制づくりを」と訴えた。
政治発言を続けたかと思うと、突如「あのコはよかったな……」と女性関係を匂わせる一幕もあった。詳細を問い詰める報道陣を「まあ、いいじゃないですか」と煙に巻き「ロマンスはあまりないのでもうちょっと頑張りたい」と余裕の表情で語った。
「ムトゥ 踊るマハラジャ」のスター、ラジニカーントを主演に迎え、最新の視覚効果に激しいダンス、アクションをちりばめて製作された本作。生みの親と同じ容貌を持ち、人間の細かい感情まで理解するように作られたロボットが人間の女性との恋に破れたことから大暴走を繰り広げる。
最後はおなじみの「1、2、3、ダー!」で映画に“闘魂”を注入。「迷わず行けよ。見れば分かるさ」と映画をアピールした。
「ロボット」は5月12日より公開。
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