田原総一朗、過去の過激ドキュメンタリー振り返り「テレビは狂ってなきゃだめ」
2012年4月17日 12:22

[映画.com ニュース] ジャーナリストの田原総一朗氏が、東京12チャンネル(現・テレビ東京)社員時代に手がけたドキュメンタリー作品を題材にゲストと討論するDVD「田原総一朗の遺言」発売を記念し4月16日、田原氏と番組司会の水道橋博士、日本テレビの土屋敏男プロデューサーらによるトークイベントが都内で開催された。
学生運動が活発化した1969年、「ピアノを弾きながら死にたい」というジャズピアニスト山下洋輔の願望をかなえようと、全共闘と反戦連合という内ゲバ勃発寸前の学生活動家の間で山下に演奏させた作品、ポルノ女優の白川和子を老人ホームに慰問させた作品など、現在では放送不可能といえる過激なテーマで製作された約60本のドキュメンタリー番組から抜粋した作品をDVD化する。
50年を超えるジャーナリスト人生で常にタブーに挑戦し続けてきた田原氏は、TVディレクター時代の過去の作品を振り返り、「俺は狂っていたと思う。今も狂ってる。でも、テレビは狂ってなきゃだめでしょ」と、「進め!電波少年」などのヒット番組を手がけた土屋プロデューサーに同意を求めながら断言した。
本企画の仕掛人でもある水道橋博士は、「田原さんは日本初のAV男優なんです」と衝撃の告白。70年代に田原氏は、学生運動から派生したフリーセックス集団を取材する際、女性メンバーからスタッフとの性行為を求められ、撮影とともに応じたのだという。さらに、当時のアシスタントは「ゆきゆきて、神軍」の原一男だったと明かし、会場を驚かせた。
田原氏は、当時のスタンスを「反体制なんて甘いもんじゃない、反社会なの」と声を大にして主張。今、一番ドキュメンタリーを撮りたい人物は天皇陛下だが、「3回(取材を)申し込んで、前例がないとの理由で断られた」と話し笑わせた。
「サンデープロジェクト」「朝まで生テレビ!」など、現在は鋭く政治家を追及する姿で知られているが、71年にATG製作で桃井かおりの映画本格デビュー作「あらかじめ失われた恋人たちよ」でメガホンをとっている。現在78歳だが「新藤兼人さんという人がいるから」と、再び劇映画へ挑戦する意欲も見せた。
DVD「田原総一朗の遺言」は全7巻(各3900円)で発売中。
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