「ダークナイト・ライジング」がPG-13指定で完成
2012年4月11日 12:40

[映画.com ニュース] クリストファー・ノーラン監督の期待の最新作「ダークナイト・ライジング」がすでに完成していることが明らかになったとハリウッド・レポーター紙が報じた。同作はアメリカ映画協会(MPAA)によるレイティング審査で、北米上映において入場制限のないPG-13指定(13歳未満の子どもの鑑賞は、保護者の注意が必要)となったと発表された。
映画が完成しなければレイティング審査を受けることができないため、すでに「ダークナイト・ライジング」が完成していることになる。同作はアメリカで7月20日の公開が決まっているが、これほどの大作が全米公開の数カ月前に完成していることは稀で、じっさい6月8日に全米公開の「プロメテウス」(リドリー・スコット監督)や7月2日全米公開の「アメイジング・スパイダーマン」(マーク・ウェブ監督)も、まだレイティング審査を行っていない。
情報筋によれば、ノーラン監督は3月16日に「ダークナイト・ライジング」のラフカットをワーナーのトップに見せたとされているが、レイティング審査がすでに終わっていることを考慮に入れると、このとき上映したのはラフカットではなく、完成版だった可能性がある。ノーラン監督といえば、独創的な物語世界とその卓越したテクニックで知られるが、能率的であることも証明してみせた形だ。
「ダークナイト・ライジング」は7月28日に日本公開。
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