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塚本晋也監督「KOTOKO」公開初日に、舞台挨拶5回敢行

2012年4月7日 15:00

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舞台挨拶に出席した塚本晋也監督
舞台挨拶に出席した塚本晋也監督

[映画.com ニュース] 第68回ベネチア国際映画祭でオリゾンティ賞を受賞した「KOTOKO」が4月7日、東京・テアトル新宿で封切られ、メガホンをとった塚本晋也監督が舞台挨拶に立った。シンガーソングライター・Coccoの映画初主演作で、「Coccoさんが全霊を注いでくれた。僕らはそれに応えながら作品を作っていった」。初回上映前の挨拶を皮切りに、この日は同館で5回の舞台挨拶を行う予定で「いつもと違う緊張感。やっと初日を迎えることができた」と感無量の面持ちだった。

塚本監督がCoccoへのインタビューを重ね、半自伝とも受けとれるオリジナルストーリーを映画化。女手ひとつで子育てする琴子(Cocco)が息子への過剰な愛ゆえに、強迫観念にとらわれ、幻視に悩まされる姿を通して、母性の危うさと強じんさを描く。同日、東京をはじめ、名古屋、大阪、福岡の全国4スクリーンで封切られ、全国で順次公開される。

デビュー当時からCoccoの大ファンだといい、「ヴィタール」(2004)への楽曲提供や短編作品の製作といったコラボレーションを経て、念願の本格タッグが実現。「とにかく“無”の状態から、Coccoさんの話を浴びるように聞き、だんだん物語が生まれた。さまざまな瞬間が重なった、今じゃなければ生まれなかった作品。同時に自分のなかでは、普遍性をもった作品に仕上がった」と誇らしげだ。

ベネチアでの栄冠から“凱旋”した後、国内でマスコミ向けの試写が行われたが「皆さん、呆然として青ざめた表情だった。感想を聞こうとしても『もうちょっと待って』って(笑)」。数日後には絶賛の声が届くようになったといい「すぐには言葉にならない映画だと実感した」という。この日の舞台挨拶では、客席からの写真撮影を許可し「大きな宣伝をする作品ではないので、ぜひ皆さんの力で広めてほしい」とアピールしていた。

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