「SPEC」米リメイクへ マシ・オカが連ドラとして最終調整中
2012年4月7日 14:31

[映画.com ニュース] 戸田恵梨香と加瀬亮主演で人気を博した「SPEC」シリーズが、米ハリウッドでのリメイクに向け最終調整中であることが4月7日、わかった。「HEROES/ヒーローズ」に出演したマシ・オカのプロデュースで、連続ドラマとして制作されることになるという。
「劇場版 SPEC 天」が全国279スクリーンで封切られたこの日、米リメイクという“重大発表”に、戸田、加瀬らが舞台挨拶に登壇したTOHOシネマズ六本木ヒルズの客席は大喜び。連続ドラマ「SPEC 警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿」の最終回放送直後にオファーがあったそうで、特撮もの以外の日本の映像作品が、ハリウッドでドラマとしてリメイクされるのは史上初の試みとなる。
マシ・オカは、「私はSPECのファンです。そしてSPECの素晴しい世界観を世界に広めたく思い、現在アメリカのテレビでリメイクできるよう、大手プロダクション会社と調整しております」とコメントを発表。映画の配給を手がけた東宝によれば、5月上旬には制作プロダクション、主演キャストの陣容も固まるという。
戸田は、「なんで自分たち(の主演)じゃないのか、不思議でならないです。でも、そうやって世界に認めていただけてうれしいです!」とジョークを交えながらニッコリ。加瀬が、「誰が演じるのか考えるのは面白いですね。僕はアーノルド・シュワルツェネッガーみたいな筋肉のある人がいい」と語ると、堤幸彦監督からは「全然違うじゃない!」とすかさずツッコミを入れられていた。
なお、ティーンから30代まで性別を問わない幅広い客層が全国の劇場に詰め掛けた。午後3時段階で、興行収入30億2000万円を記録した「クローズZERO II」対比で126%。レイトショーの売れ行きも好調で、ゴールデンウィーク興行に向け興収30億円突破を見込むスタートを切った。また舞台挨拶には、浅野ゆう子、福田沙紀、神木隆之介、椎名桔平、竜雷太も出席した。
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