「コナン」新作で声優に挑戦 中村憲剛が桐谷美玲にフリーキック指南
2012年4月1日 13:52
[映画.com ニュース] 人気アニメシリーズの劇場版最新作「名探偵コナン 11人目のストライカー」の完成披露試写会が4月1日都内であり、アニメ声優に初挑戦した桐谷美玲と川崎フロンターレの中村憲剛選手、レギュラー声優陣らが舞台挨拶に登壇した。ビニールのサッカーボールを使って、中村選手、桐谷、コナンがヒット祈願キックオフを実施。上手に客席にボールが届くよう、中村選手が桐谷にレクチャーし、桐谷は見事客席中央までボールを飛ばすことができた。
原作は、難事件に挑む少年探偵・江戸川コナンの活躍を描く青山剛昌の人気コミック。劇場版第16作は、設立20周年を迎えたJリーグの協力のもと、サッカーをテーマした物語を展開する。
家族ぐるみで幼少期から同シリーズのファンだという桐谷は、今作でスポーツ紙のカメラマン役を担当した。「単行本を集めていて、1巻から全部持っています。この仕事が決まった時、今までのどの仕事よりも家族の反応が良かったです」とコナン愛を語る。コナン役の声優高山みなみは、桐谷の声の演技に「すごいお上手でした」と太鼓判を押した。
本人役で声優に挑戦した中村選手は、「アニメと合わせて話すのが難しかった」とアフレコを振り返った。中村選手のほか、遠藤保仁(ガンバ大阪)、今野泰幸(ガンバ大阪)、楢崎正剛(名古屋グランパス)選手ら現役Jリーガーと、J2横浜FCの三浦知良選手が本人役で声優に挑戦している。
この日は、主題歌を担当した音楽グループ「いきものがかり」も舞台挨拶に参加。書き下ろしの「ハルウタ」について、ボーカルの吉岡聖恵は「ちょうど出会いと別れの節目の季節。そんな季節のみなさんに寄り添えたら」と話した。
「名探偵コナン 11人目のストライカー」は、4月14日から全国で公開。