キングカズ、人生初のアフレコ大成功「100点です!!」
2012年3月20日 18:26
[映画.com ニュース] サッカーJ2横浜FC所属の元日本代表FW三浦知良がこのほど、声優に初挑戦するアニメ映画「名探偵コナン 11人目のストライカー」のアフレコに臨んだ。コナンの大ファンである2人の息子も応援にかけつけるなか、予定よりも30分早く終え「無事終わったので、100点満点をつけたいです」とホッとした様子だった。
カズは、Jリーグの公式戦が開催中のスタジアムで、爆破計画を阻止すべく奮闘するコナンたちと自主練習中に出会う、事件解決のカギを握る重要な役どころを本人役として演じた。ぶっつけ本番で挑んだカズだが、コナン役の声優・高山みなみとの息もぴったり。キーポイントとなる長セリフでは音響監督から指導を受ける場面もあったが、アドバイスをすぐに反映する柔軟さにスタッフも驚いていた。
また、カズ自身も練習や試合でよく使うという「ゴラッソ(ポルトガル語で『素晴しいゴール』の意)!」というセリフも登場。それだけに、「自分らしさも出ているのではないかな」と話す。さらに、「本人役で声優に挑戦したことは僕自身、記念にもなりますし、息子たちも『名探偵コナン』が大好きなので良かったと思います。この映画をきっかけに、Jリーグファンも増えてくれるとうれしいです」とコメントを寄せた。
今作は、Jリーグが設立20周年プロジェクトとして製作に全面協力し、日本代表でも活躍する遠藤保仁(ガンバ大阪)、今野泰幸(ガンバ大阪)、中村憲剛(川崎フロンターレ)、楢崎正剛(名古屋グランパス)も本人役で出演。シリーズ初のサッカーを題材にした劇場版第16作では、江戸川コナンがスタジアムを舞台に、得意のサッカーテクニックと推理力を駆使して難事件に挑む。
「名探偵コナン 11人目のストライカー」は、4月14日から全国で公開。