「ライアーゲーム」100万人動員突破 松田翔太、続編製作に含み
2012年3月20日 15:32

[映画.com ニュース] 俳優の松田翔太が3月20日、都内の劇場で行われた主演映画「ライアーゲーム 再生(リボーン)」の大ヒット御礼舞台挨拶に、メガホンをとった松山博昭監督とともに出席した。
観客動員約194万人、興行収入23億6000万円を記録した「ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ」(2010)に続く、劇場版第2弾。今作は3月3日に全国318スクリーンで封切られ、この日までに動員100万人を突破した。若年層を多く取り込んでおり、春休み興行を前に前作を超える動員200万人の期待がかかる。
原作で不動の人気を誇ったエピソード「イス取りゲーム」を映像化した今作で、松田扮する天才詐欺師・秋山は大学の心理学の教授という設定になっている。松田は、「秋山のキャラクターはすでに出来上がっていたので、肩書きは気にならなかった」と話す。さらなる続編の期待がかかるが、「僕も監督も、新鮮味があって新しいものに突入していったぞという内容のものがあれば、お見せしたいなと。裏の裏の裏をかいて、皆さんの思いを裏切りたい」と含みをもたせた。
連続ドラマから監督を務め続けてきた松山監督は、「今作で秋山の成長を描くことができた」と感無量の面持ち。そして、「シーズン1のころに比べると、秋山は別人になっている。今後も秋山をずっと描けていけたら」と語ると、松田は「でもこの人の現場、本当に過酷なんですよ。普通1000カットくらいなんですが、使われたカットだけで2800カットですから」と笑いながら、妥協を許さない松山監督のこだわりに最敬礼だった。
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