「浜松町かもめ亭」が映画に! 文化放送が落語の新展開を開始
2012年3月19日 21:40
[映画.com ニュース] 文化放送が2007年から定期開催する落語会「浜松町かもめ亭」が、映画として新たなスタートを切ることになった。タイトルは、「映画館落語 かもめ亭」。林家たい平がナビゲーターを務め、6月の第1回上映を皮切りに、シリーズ化していくという。
「映画館落語 かもめ亭」は、録りおろしの落語2席と色物をメインに構成。寄席の裏側に迫るドキュメンタリータッチの要素が加わるほか、「浜松町かもめ亭」同様、新進からベテランまでがさまざまな演目を披露する。
第1回では、桂歌丸と三遊亭小遊三が出演。さらに、第2回には春風亭昇太と三遊亭圓楽の出演も決定している。ナビゲーターのたい平は「落語ファンはもちろん、これまで寄席に足を運んだことのない方たちにも見に来てもらいたい」とコメントを寄せた。
「映画館落語 かもめ亭」は、第1回が6月2日から2週間公開。料金は1500円(予定)で、3月19日現在で全国46館での上映が決まっている。第2回は9月を想定し、今後は年に数回の実施を予定している。