水谷豊、ロケ地・岩手に凱旋 座敷わらしは「本当にいる」
2012年3月14日 18:00

[映画.com ニュース] 俳優の水谷豊が3月13日、主演映画「HOME 愛しの座敷わらし」のロケ地となった岩手県を訪れ、メガホンをとった和泉聖治監督とともに盛岡ピカデリー、岩手県民会館で行われた今作の先行上映会で舞台挨拶に立った。
今作は、直木賞候補になった萩原浩の人気小説が原作で、家族の再生がテーマ。東京から岩手の古民家へ引っ越すことになった一家が、不思議で愛らしい“座敷わらし”との出会いを通じて、それぞれの生きる意味や自信を取り戻し、家族の絆を再構築していく姿を描く。
撮影は、昨年6月に遠野市でクランクイン。その後、盛岡市内、花巻、綾織、小岩井、滝沢村などで1カ月間にわたるロケを敢行した。主人公・高橋晃一に扮した水谷は、「特に話し合いをしなくてもロケ現場に入って気がついたら『家族』になっていました。座敷わらしというものが何なのか知り、『本当にいる』と確信しました。劇中に紅茶は出てきませんが楽しんでください」と当時を振り返りながら語った。
水谷とは「相棒」シリーズからの“盟友”である和泉監督は、「震災があり撮影をしていいのか悩みましたが、岩手の多くの方に『撮影してください』との声をいただいて決めました」と述懐。また、「いろいろな豊さんの顔を知っているつもりだったので、今回はどういう表情を撮ろうかと思いましたが、岩手に入ってすぐ『僕はただ見つめていればいいんだ』ということに気づきました」と場内に向かって語りかけた。
「HOME 愛しの座敷わらし」は、ゴールデンウィークに全国で公開。
関連ニュース





91歳の草笛光子“訳アリ”の役に心躍る いまでも忘れられない“耳に残っている言葉”も明かす【「アンジーのBARで逢いましょう」インタビュー】
2025年4月4日 09:00

映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)