つんく♂、映画ヒットのため元モー娘。メンバーの熱愛を希望

石川にとって単独初主演映画となる本作。幕末から現代の日本にタイムスリップした篤姫が、銀座の高級クラブのホステスに転身し騒動を巻き起こす姿を描く。時代劇ならではの言葉づかいや慣れない着物に苦戦したようだが、「私は現代の衣裳のシーンもあったけど、姉さん（中澤）はずっと着物だったので、姉さんが『キツイ』って言わない限り言えなかったです」。一方の中澤は、「そこまで気を遣わなくていいのに……」と苦笑いを浮かべていた。さらに石川は「ラブストーリーはあまり経験がなかったので、篤姫がドギマギするシーンでは私も本当にドギマギしていました」と照れくさそうに明かした。

吉澤は、銀座のクラブで篤姫とNo.1を争うホステスを演じたが「女同士の戦いは『モー娘。』時代に経験していますから」と思わせぶりに語り、客席を沸かせた。それでも、「クラブで姉さんとの絡みがなくて良かった。もし姉さんがいたらNo.1でも『姉さん、どうぞ』って言ってしまうので」と年長者への気遣いを見せ、笑いを誘っていた。

つんく♂は、「中澤はNo.1とか言っている場合じゃない。そろそろお嫁に行かないと後がつかえているから」と“親心”をのぞかせたが、中澤は「そんなこと言って、みんなどんどん先越していますから！」と反論。つんく♂は、共演をきっかけに結婚に発展した小栗旬と山田優を引き合いに「この作品でもそういう話があったら話題になってヒットするのに」と本音をのぞかせ周囲からブーイングを浴びていた。

つんく♂自身もクラブの客として出演しており、酔って石川に絡むシーンがあるが「女房と見ていたら『何これ？　ふだんからこういう風に飲んでいるんでしょ？』と怒っていました」と告白。報道陣から「実際に行っているんですか？」と突っ込まれると、「最近は全然ない。オムツを買って帰るくらい」と子煩悩な一面をのぞかせた。

「篤姫ナンバー1」は4月7日から公開。