「アリエッティ」旋風、北米へ ジブリ作品史上最高の滑り出し
2012年2月21日 17:15

[映画.com ニュース] スタジオジブリ作品「借りぐらしのアリエッティ」(米林宏昌監督)が2月17日(現地時間)、「The Secret World of Arrietty」として北米公開され、オープニング3日間で興行収入645.7万ドルという絶好の滑り出しを見せた。この成績は、同社作品の北米公開史上、最高のオープニング成績となった。
同作は、キーアートも新たに、ウォルト・ディズニーの配給により全米1522スクリーンで封切り。日本では2010年7月に公開され、興収92.5億円を記録する大ヒットを飾った。今回の公開規模は、09年夏の「崖の上のポニョ」(「PONYO」)の927スクリーンをはるかにしのぐものだ。
北米公開に際しては、これまでのジブリ作品と同様に細心の注意を払った英語吹き替え版が製作された。スティーブン・スピルバーグ作品のプロデューサーとして知られる、キャスリーン・ケネディ、フランク・マーシャルがエグゼクティブ・プロデューサーを務め、監督には「ファインディング・ニモ」の音響監督だったゲイリー・ライドストロムが起用された。
スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーは、「未編集のまま公開してくれたディズニー、キャシーとフランク、そしていつも支えてくれているジョン・ラセターに感謝します」とコメントを寄せた。また、ニューヨーク・タイムズ紙、ロサンゼルス・タイムズ紙、ウォール・ストリート・ジャーナル紙など主要各紙で映画批評、特集記事が掲載されていることからも、注目度の高さがうかがえる。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【観てない人マジもったいない!!】まだ間に合う!この連休に映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

Dear Stranger ディア・ストレンジャー
【4歳の息子が誘拐された。しかし誘拐犯が死体で見つかった】衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で観たい映画No.1】なにこれ!!? 全員主役級キャストがクセ“マシマシ”異常者に
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント