「ジャッキー・ブラウン」前章にジェニファー・アニストン
2012年2月17日 14:30
[映画.com ニュース] クエンティン・タランティーノ監督「ジャッキー・ブラウン」(1997)の原作の前章にあたる、エルモア・レナードの小説「ザ・スイッチ」を映画化する新作に、ジェニファー・アニストンが出演交渉中であることが分かった。米Deadlineが報じたもので、デニス・クエイドも同じく出演を検討しているという。
映画版「スイッチ(原題)」では、「ジャッキー・ブラウン」でサミュエル・L・ジャクソンが演じたオデールと、ロバート・デ・ニーロ扮するルイスの若き日(15年前)が描かれ、刑務所内で出会ったふたりが、出所後に不動産業者の夫人ミッキーを誘拐する。ミッキーは夫が身代金支払いを拒否したことから、オデール&ルイスと組み、夫に仕返しを試みるようだ。
すでに、オデール役にモス・デフ、ルイス役にジョン・ホークスが決定。アニストンは、オデールとルイスに誘拐される人妻ミッキー役を演じ、クエイドがその夫役を演じると見られている。
新鋭ダン・シェクターが監督・脚本を手がけ、原作者のレナードがプロデューサーとして名を連ねる。タランティーノ監督は本作には関与しないが、完成を楽しみにしているとエールを送っているようだ。