仲村トオル、えん罪記者演じ「書く怖さ知った」マスコミへ激励も
2012年2月13日 13:51

[映画.com ニュース] 俳優の仲村トオルが2月13日、都内で行われたWOWOWの連続ドラマW「推定有罪」の制作発表会見に共演する黒木瞳、ミムラ、本仮屋ユイカ、寺島進、陣内孝則、國村隼とともに出席した。
仲村は、自らが書いた記事で“えん罪”事件の引き金を引いてしまう雑誌記者を演じ「書くことで他人の人生を変えてしまう怖さを知った」。会見に集まったマスコミに対し「皆さんが覚悟と後悔をいかに振り切って、前に進んでいるのか興味がある。会社に帰ったらWOWOW社員とその家族、そして私たちを傷つけないよう頑張ってください」と笑いを交えて、エールを送った。
幼女殺害事件の犯人として12年間服役した男(國村)がDNA鑑定によって、無罪だと判明。事件の当事者をはじめ、記者(仲村)、弁護士(黒木)、刑事(陣内)、被害者家族らの視点から、えん罪の本質的な罪深さを見つめる社会派ドラマ。連続ドラマWで放送された「空飛ぶダイヤ」「下町ロケット」の脚本・前川洋一と鈴木浩介監督が再タッグを組んだ。
黒木は、えん罪を生み出した警察やマスコミを糾弾する弁護士役で、「素性などミステリアスな部分もあるので、キャラ作りは凝って楽しんだ」。仲村演じる記者に対し、非難の言葉を浴びせるシーンは「どうやったら傷つくか、できる限りイヤ~な言い方を考えた」と不敵な笑み。対する仲村は「僕はまるでサンドバッグ。黒木さんのダンナさんに思いを馳せた」とタジタジだった。
一方、男に自白を強要した刑事を演じる陣内は「えん罪は絶対にあっちゃいけないこと」と断言。それでも「近々、博多で一日署長をすることになっているので、警察批判はほどほどに控えたい」と笑いを誘った。
「推定有罪」は、3月25日から毎週日曜午後10時に全5話で放送(第1話無料放送)。
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