バンサン・カッセル、背徳の破戒僧に 発禁本原作のゴシックスリラーが公開
2012年2月2日 17:34

[映画.com ニュース] 「ブラック・スワン」で怪演した仏俳優バンサン・カッセル主演、修道院で繰り広げられる背徳と残虐、エロティシズムを描き、160年間禁書とされていた18世紀のゴシック小説を映画化した「マンク 破戒僧」が、3月24日公開される。
マチュー・G・ルイスの「マンク」を原作とする本作は、中世スペイン、マドリッドの修道院が舞台。捨て子だったアンブロシオ(カッセル)は立派な身分の僧に成長するが、出生の謎と煩悩に苦しめられていた。そんなアンブロシオのもとに、顔を隠した謎の修道士が現れる。アンブロシオの苦痛を和らげる修道士は実は女で、アンブロシオは誘惑されて戒律を破ってしまう。そしてその女の魔性にたぶらかされ黒魔術に手を染め、妖術、強姦、窃盗、殺人とあらゆる悪徳に身を沈めていく……。修道僧の肉体と精神のかい離をスリリングな心理劇で描く。
メガホンをとるのは「ハリー、見知らぬ友人」(00)でセザール賞監督賞受賞のドミニク・モル監督。共演はダルデンヌ兄弟のカンヌ映画祭パルムドール受賞作「ある子供」でデビューしたデボラ・フランソワ、「パンズ・ラビリンス」のセルジ・ロペスら。
「マンク 破戒僧」は3月24日からシアターN渋谷で公開。
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