小栗旬、俳優業は「一寸先が闇」と持論展開
2012年1月18日 20:32

[映画.com ニュース] 俳優の小栗旬が1月18日、都内で行われた出演作「キツツキと雨」の“お悩み相談試写会”に、主演の役所広司、伊武雅刀、古舘寛治、メガホンをとった沖田修一監督とともに出席した。「年も明けたし、気分一新したくて」と和装姿を披露。30代後半で俳優を目指す一般男性に対して「この仕事は一寸先が闇ですから」と持論を展開し、「ご家庭もあるんですか? 僕は家族を養ったことがないので、やっていけるかどうか……」と思案顔だった。
一方、役所は「家族を路頭に迷わせる覚悟がなければ、この仕事はできない」と断言。「ここにいる全員、仕事がなければ失業者の集団ですから(笑)。まずは趣味から始めてみては?」とアドバイス。伊武は「こんな仕事に就いたせいで、いまだにカミさんが尊敬してくれない」と悩み相談のはずが嘆き節。また、息子の成人式を機に、弓道を始めたいという一般女性には「年とると1年がどんどん早くなるから、やりたいことをやったほうがいい」(伊武)と鼓舞していた。
人里離れた小さな村を舞台に、無骨な木こりの克彦(役所)と、デビュー作であるゾンビ映画の撮影に悪戦苦闘する新人監督・幸一(小栗)の交流を描いたコメディタッチの人間ドラマ。第24回東京国際映画祭で審査員特別賞、第8回ドバイ国際映画祭で最優秀男優賞(役所)、脚本賞、編集賞を受賞している。
「キツツキと雨」は、2012年2月11日から全国で公開。
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