堺雅人、1人2役で主演!男女逆転「大奥」続編はドラマ&映画
2012年1月17日 06:00

[映画.com ニュース] 俳優の堺雅人が、よしながふみの人気漫画を映画化し大ヒットを飾った「大奥」の続編企画に、1人2役で主演することがわかった。今企画は“大奥プロジェクト”と称し、ドラマ版「大奥 有巧・家光篇」と映画版「大奥 右衛門佐・綱吉篇」の2部構成で、ひとりの女将軍に3000人の美しい男たちが仕える女人禁制の大奥が、どのように成立していったのかを描く。
京都で撮影中の堺は、「大変なお役をいただきました。ドラマ、映画と半年近いご奉公になります。精いっぱい務めさせていただくつもりです」と気合十分。原作は一度読んでいたそうだが、「改めて読み直すと『男女逆転』という設定以外は、とても硬派な歴史劇でした。大河ドラマに参加するときのような、意気込みと緊張感で臨みたいと思っています」とコメントを寄せた。
堺と多部、菅野は、今作が初共演となる。「大きなプロジェクトで、とても重要な役柄を担うこと、とても緊張していますし不安でいっぱいですが、大奥の世界観を乱すことなく、精いっぱい頑張りたいと思います」(多部)、「将軍の葛藤(かっとう)、孤独、やり切れない運命を、そして生きている人間だからこそのどうにもならない弱さ、愚かさを、エンタテインメントとして演じられたら良いなと思います」(菅野)と語る“将軍”ふたり。堺は、「いい作品になるよう、おふたりを支えながら粉骨砕身、力の限りを尽くす所存です」と謙虚ながらも、強い覚悟をにじませている。
メガホンをとるのは、前作に続き金子文紀監督。第1弾では「男とは、女とは?」「男らしさ、女らしさとは?」を描くことが、自らのテーマだったという。今回は、「そこからさらに一歩踏み込んで『人にとっての幸せとは何か?』『心が満たされるとは?』『心の解放とは?』といったことを、大きなテーマとして描いていこうと思っています」と語った。
ドラマ「大奥 有巧・家光篇」は、TBS系で10月に放送。映画「大奥 右衛門佐・綱吉篇」は、12月22日から全国で公開。
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