ショッキングシーンも収録!「デビルズ・ダブル」特別映像
2012年1月16日 19:30

[映画.com ニュース] サダム・フセイン政権下のイラクで、“狂気のプリンス”ウダイ・フセインの影武者としての人生を強要された男の運命を描く実録ドラマ「デビルズ・ダブル ある影武者の物語」から、メイキングシーンとインタビュー、ショッキングなシーンを収録した特別映像が公開された。
本編のクライマックス、影武者ラティフによるウダイ暗殺シーンのメイキングを織り交ぜながら、リー・タマホリ監督と主演のドミニク・クーパーが語るのは、サンダンス、ベルリンほか各国の映画祭で話題を集めたクーパーの“一人二役”について。常軌を逸したウダイと誠実な青年ラティフの二役を、クーパーは「これほど演技に幅のある役柄はない」と断言。正反対で互いに影響し合う“2人の主役”を「役作りをする時間がないから即座に判断するんだ、自然にね。悪くない感覚だよ」と演じ分け、タマホリ監督は「ドミニクの演技を見たいまは、ほかの役者は考えられない」と絶賛している。
また、ウダイが夜な夜な通うクラブのシーンでは、「美しさと危険な香り、愛、そしてドラマ。すべてをあわせ持つ完璧な女性」と、演じたリュディビーヌ・サニエが語るヒロイン、サラブの魅惑的な姿も収録。さらに本編映像から、ウダイが父サダムの腹心の部下を惨殺するショッキングなシーンの一部が収録されており、「デビルズ・ダブル」で描かれる“狂気”の一端を垣間見ることができる。
「デビルズ・ダブル ある影武者の物語」は、現在公開中。
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