東国原英夫氏、「ウルトラマンサーガ」悪役・バット星人の声に挑戦
2012年1月13日 08:00
[映画.com ニュース] 元宮崎県知事の東国原英夫氏が、ウルトラマンシリーズの劇場版最新作「ウルトラマンサーガ」に声優として出演していることがわかった。東国原氏は、最強のウルトラ怪獣ハイパーゼットンを操るバット星人の声を担当する。
県知事時代に、本人役でひと言だけ吹き替え経験はあるものの、長編映画の声優を務めるのは今回が初めて。芸人になって最初の瞬間芸が“スペシウム光線”だったといい、「今回はあこがれのウルトラマンではなく悪役の吹き替えですが、悪役も大事な存在。悪といえども、この地球、社会を征服する意図や、この地球は本当に善なのか? この社会は本当にいいものなのか? という深い問いがある」と持論を展開した。
おかひでき監督からは、高貴なイメージをとリクエストされたそうで、美輪明宏を手本にしたという。そして、「我々が征服して真の愛、正義、幸福に満ちた地球にしていこう! というのが、私の持っている野望です。愛のあふれる星にしたい!」と力強く語った。
タレントのDAIGOが映画初主演を務める今作は、謎の侵略者・バット星人によって占領された地球を舞台に、ウルトラマンゼロ、ウルトラマンダイナ、ウルトラマンコスモスが、人間と力を合わせて希望と平和を取り戻す姿を描く。つるの剛士と杉浦太陽が出演するほか、「AKB48」の秋元才加、梅田彩佳、宮澤佐江らメンバー7人が地球防衛隊「チームU」として参加している。
「ウルトラマンサーガ」は、3月24日から全国で公開。