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「ロボジー」“お年寄りの聖地”巣鴨でヒット祈願

2012年1月9日 18:39

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ヒット祈願イベントに出席した五十嵐信次郎と吉高由里子
ヒット祈願イベントに出席した五十嵐信次郎と吉高由里子

[映画.com ニュース] 歌手のミッキー・カーチスが「五十嵐信次郎」名義で主演する「ロボジー」のヒット祈願イベントが1月9日、“お年寄りの聖地”として知られる東京・巣鴨で行われ、五十嵐をはじめ、吉高由里子濱田岳、川合正悟(Wエンジン)、川島潤哉矢口史靖監督が着物姿で出席した。73歳にして主演を務めた五十嵐は、「新人として頑張っております」と元気にアピール。「(1月)12日には自伝も出るので、読んでみてください」とちゃっかりPRまでし、シルバーパワーを見せつけた。

自社開発のロボットを大破させてしまった弱小家電メーカーの社員3人(濱田、川合、川島)が、苦肉の策でロボットの中に人間のおじいちゃん(五十嵐)を入れ、急場をしのごうとする姿をコミカルに描く本作。五十嵐は極寒のなか、金属製のロボットスーツに身を包んでの撮影に臨み「毎日『殺す気か』と弱音を吐いていた」(五十嵐)、「撮影はまるで老人いじめ。無事ご生還いただき、ありがとうございます」(矢口監督)と丁々発止のやり取りだ。

吉高は、ロボジーにひと目ぼれしてしまうロボットおたくの女子大生を演じ「最新型ではなく、旧型ロボットの雰囲気で見ているとかわいく思えてくる。何となく監督に似ていません?」とニッコリ。「この映画を見て、元気なおじいちゃん、おばあちゃんが増えれば、明るい日本になるんじゃないかなって思います」と巣鴨地蔵通り商店街を行き交うお年寄りに作品を宣伝していた。

ロボジー」は2012年1月14日から全国278スクリーンで公開。

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