渡辺謙「はやぶさ」新聞広告を介し新年メッセージを発表
2012年1月1日 07:00

[映画.com ニュース] 俳優の渡辺謙が、主演映画「はやぶさ 遥かなる帰還」の新聞広告で2012年の“第一声”を発した。同広告には「1月1日新年、2月11日信念。」とみなぎる思いを掲出。プロジェクトマネージャーを兼ねる渡辺は「皆様にこの思いが届き、今年が皆様にとって少しでも前進できる年になることを、信じ、念じてやみません」と力強いメッセージを寄せた。
同広告には、渡辺をはじめ江口洋介、吉岡秀隆、夏川結衣、小澤征悦、石橋蓮司、中村ゆり、藤竜也、山崎努ら主要キャスト20人がずらり勢ぞろい。そして、プロデューサーを務める坂上順氏の「新しい年がやってまいりました。私たちが映画人として何を伝えていけるのか、ひとつの答えとなる作品が出来ました」というコメントも添えられている。
一昨年6月に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」が、03年5月に打ち上げられてから約7年間にわたる“旅路”を経て満身創痍(そうい)のなか地球へと帰還するまでを描く。山根一眞の「小惑星探査機 はやぶさの大冒険」が原作だが、50人以上の関係者に独自取材を敢行し脚本に盛り込んだ。
渡辺はJAXA(宇宙航空研究開発機構)の川口淳一郎教授をモデルにした山口駿一郎を演じ、幾多の困難に見舞われ絶望感に打ちひしがれるプロジェクトチームを建て直していく。また、プライドをもって仕事に励む男たちを取材し続けるなかで親子のきずなを取り戻す女性新聞記者、若い技術者たちを底辺で支える町工場の老技術者たちにも焦点を当てる。
「よろけてもいい。這いつくばってもいい。とにかく地球にゴールさせるんです。」というキャッチコピーを体現した同広告は、元旦の朝日新聞、読売新聞の朝刊に掲載されている。
「はやぶさ 遥かなる帰還」は、2月11日から全国で公開。
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