ジョン・ラセター、スティーブ・ジョブズ追悼文をTIME誌に掲載
2011年12月28日 18:30

[映画.com ニュース] 「トイ・ストーリー」や「カーズ」シリーズの監督として知られ、ピクサーでチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるジョン・ラセター監督が、故スティーブ・ジョブズ氏への悼辞をTIME誌に発表した。
ジョブズ氏はピクサー・アニメーション・スタジオの設立者であり、ラセター監督はピクサーで最初に雇用されたアニメーターであるため、兄弟のような関係だったとラセター監督は振り返る。ジョブズ氏からアップルの新製品のアイデアを教えてもらうことも珍しくなく、iPhoneに関しても、ジョブズ氏は「誰もが携帯電話を持っているのに、自分の携帯電話を気に入っている人に会ったことがない。ぼくはみんなが気に入る携帯電話を作りたい」と語っていたという。
また、ジョブズ氏にとって家族が最も大事な存在であり「最新テクノロジーを生かして家族になにか出来ないか?」と考えたことがきっかけで、新製品のアイデアが生み出されていった。印象に残っているのは1996年、ジョブズ氏が創業したコンピューター企業NeXTをアップルが買収したときのことだという。
「スティーブはピクサーで僕を呼び出して、アップルに戻る許可を求めてきたんだ。僕らの了承なしにアップルへ戻りたくなかったんだ。アップルが成功すれば世界はもっといい場所になるから戻りたい、とスティーブは説明してくれた。僕にとってみれば、それはとても感動的なことだった。だって、スティーブが人々のことを第1に考えていることの証拠だからね。彼は自分が手がける製品やテクノロジーが、人々の生活を向上させることになると確信していたんだよ」

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