「グレート・ギャツビー」撮影中のバズ・ラーマン監督が頭部を負傷
2011年12月26日 20:30
[映画.com ニュース] バズ・ラーマン監督が、現在豪シドニーで撮影中のレオナルド・ディカプリオ主演作「グレート・ギャツビー」の現場で、頭部を負傷していたことが明らかになった。
豪シドニー・モーニング・ヘラルド紙によれば、ラーマン監督は数日前にカメラのクレーンに頭をぶつけ、3針縫う怪我を負ったという。これを受けて、チームはクリスマス休暇の予定を繰り上げ、年が明けてから撮影を再開することになった。同作の撮影は、すでに8月下旬からシドニーのフォックス・スタジオとその周辺で行なわれていた。
同作は、スコット・フィッツジェラルドの代表作を3D映画化するもの。主人公のジェイ・ギャツビー役をディカプリオ、ギャツビーの隣人で物語の語り手となるニック・キャラウェイをトビー・マグワイア、ギャツビーが恋をする令嬢デイジー・ブキャナン役をキャリー・マリガンが演じる。ほか、ジョエル・エドガートン、アイラ・フィッシャー、ジェマ・ワードらの出演。
しかし、撮影はきわめて順調とのことで、12月中旬には、初のオフィシャル写真も公開された。そのうちの1枚では、正装姿のディカプリオ、マグワイア、エドガートン、マリガンの4人が、1920年代アメリカの上流階級を体現している。
「グレート・ギャツビー」は米ワーナー・ブラザースの配給で、2012年11月の全米公開を予定。