堺雅人「大変驚いている」 森田芳光監督の訃報に絶句
2011年12月21日 17:16

[映画.com ニュース] 俳優の堺雅人が12月21日、都内のホテルで行われた「第36回報知映画賞」表彰式に出席した。「武士の家計簿」「日輪の遺産」「ツレがうつになりまして。」という3本の主演作が高く評価され、2008年の助演男優賞に続き、今年は主演男優賞を受賞。「武士の家計簿」のメガホンをとった森田芳光監督の訃報に触れ「大変驚いております」と語ると、しばし絶句。そして、「現場ではある時はまるで大きな巨人のような、またある時は手のつけられないダダッ子のような方で、なかば表現者としての業のようなものを感じた。ご一緒させていただいたという気持ちを胸に、来年も現場で汗をかいていきたい」と故人を偲び、俳優としての決意を新たにした。
「日輪の遺産」「ツレがうつになりまして。」では、佐々部清監督と連続タッグを組み「まったく違う作品だが、どちらも家庭的な雰囲気だった。共演させていただいた方々には、なかば嫉妬、なかば尊敬の念を抱き、恐れおののいていた。特に(『日輪の遺産』に出演する)20人の女学生の皆さんのまっすぐな眼差しに、おじさん、タジタジでした」と笑いを交え、振り返った。
表彰式には花束ゲストとして、「ツレがうつになりまして。」で共演した女優・宮崎あおいが登壇した。NHK大河ドラマ「篤姫」以来の夫婦役で共演し、息の合った夫婦像を好演。結婚5年目を迎えた売れない漫画家の妻(宮崎)とうつ病になったサラリーマンの夫(堺)が、闘病を機に夫婦の関係を見つめ直し、困難を乗り越える姿を描いた。この日も「いくら感謝してもしきれない。圧倒的な存在感で頼りになった」(堺)、「ただただうれしい。ご一緒するたびに、素敵な瞬間を味わっている」(宮崎)と互いを称えあっていた。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

入国審査
【これめっちゃ面白かった】この2人、空港の入国審査で何時間も尋問される…一体なぜ? 衝撃の結末へ
提供:松竹

またピクサーが大傑作つくったんですか…
【大人がボロボロ泣く感動超大作】両親を失った主人公の再生。そのままの君が好きだよ。
提供:ディズニー

映画界を変える“究極の推し活”がある。
【革命的すぎてヤバい】大好きな俳優と映画を、まさかの方法でとことん応援できる!!
提供:フィリップ証券

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【超絶パワーアップ】マジ最高だった!! 究極のスリル、圧倒的な感動、限界突破の興奮!!!
提供:東宝東和

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー