ザック・エフロン、昨年の大みそかに“あの名優”とばったり遭遇
2011年12月15日 12:41
[映画.com ニュース] 米俳優ザック・エフロンが12月15日、都内のホテルで会見を行い、最新出演作「ニューイヤーズ・イブ」(ゲイリー・マーシャル監督)をPRした。昨年の大みそかは、友人に招待されたディナーの席で、名優ロバート・デ・ニーロと偶然隣り合わせになったといい「こんなチャンスは二度とないと思って、勇気を振り絞って自己紹介したんだ。そうしたら、彼が『いつか一緒に仕事ができるといいね』と言ってくれた」。その後、本作にデ・ニーロも出演することになり「共演するシーンはなかったけど、自分にとってのヒーローと仕事ができて信じられない気持ちだよ」と感激しきりだった。
大みそかのニューヨークを舞台に、かつて恋人同士だった男女、娘との確執を抱える死期の迫った老人、1年前の大みそかに出会った女性が忘れられない男など、さまざまな思いに揺れる人々が大切なものを取り戻す“奇跡”を描くハートウォーミングな群像劇。エフロン、デ・ニーロをはじめ、ハル・ベリー、アシュトン・カッチャー、サラ・ジェシカ・パーカー、ヒラリー・スワンクらそうそうたるスターが豪華共演する。
エフロンが演じるのは、ニューヨークを疾走するバイク便のメッセンジャー役。ミシェル・ファイファー扮するレコード会社秘書が作った“目標リスト”完遂を手助けするという役どころだ。共演は「ヘアスプレー」(2007)以来で、「あの日、彼女からの留守電が残っていたんだ。『この作品にあなたが出るなら、私も出るわ』って。一生忘れられない電話だよ」と述懐。ファイファーとのキスシーンも披露しており、「ひとりでキスの練習を重ねたけど、現場は寒くて風も強かった。おまけに大みそかを祝う紙ふぶきも舞っていて、キス直前に口に紙ふぶきが入ってしまったんだ。年齢差? ロマンスには関係ないよ」と笑顔を見せた。
そして「今年は日本で大きな災害がありましたが、大みそかは1年を振り返りながら、前向きな気持ちになる日。ぜひ愛と希望に満ちた1年にしてください」と真摯にメッセージを送った。
「ニューイヤーズ・イブ」は、12月23日から全国で公開。