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窪塚洋介、初体験のパリは「パワーあふれる街」

2011年12月5日 20:30

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全編パリ撮影の作品を振り返った窪塚洋介
全編パリ撮影の作品を振り返った窪塚洋介

[映画.com ニュース] 全編にわたり仏パリで撮影された窪塚洋介の主演作「UGLY」の完成披露試写会が12月5日、都内で行われ、窪塚をはじめ、共演の桃生亜希子柿本ケンサク監督と半野喜弘監督が舞台挨拶に立った。

窪塚演じるカメラマンのカズヤが、パリに住む異母兄弟の聡を訪ねるが、聡は数週間前に自殺していた。その事実を告げた日本人女性・理恵(桃生)は聡の子どもを宿しており……。パリを舞台に、等身大の若者がたどる心の放浪をスタイリッシュに描く。柿本・半野両監督が脚本を執筆し、柿本監督が撮影と編集を、半野監督が原案と音楽を手がけている。WEB上の映画館「THEATRE TOKYO」(http://theatre-tokyo.com/)で8月中旬から公開されていた。

窪塚にとっては、初めてのパリ訪問となったが「2週間ほどの滞在で、自分自身が街になじんでいく時間軸が映画にも流れている。町にパワーがあふれているので、『何とかなる』という甘えが出ちゃうほどで、負けじとカッキー(柿本監督)とアイデアを出し合った」と振り返った。

パリ入りした翌日、東日本大震災が発生し「帰国後、被災地で炊き出しをやったり、救援物資を運んだりしたが、それでも僕らにできることは少ない」。それでも、「こう見えてもう30歳過ぎですが、等身大の何もできない日本人の若者代表として、自分に得意なことで復興につなげたい。どういうメッセージが届くかは、見る人に委ねようと思う」と作品に込めた思いを熱弁した。

一方の柿本監督は「単館系の劇場がどんどんつぶれるなかで、初期衝動や勢いでつくった作品の“受け皿”にしたかった。PCさえあれば、全国規模の劇場よりも開かれた映画館になるはず。今後も意欲的な作品を流せる場所になれば」と「THEATRE TOKYO」開設の意義を説明。柿本監督が学生のころから親交があるという桃生は、「脚本はあってないような状態で、不安もあったので、軽く(柿本監督と)ケンカしたよね」と述懐していた。

12月10~22日、東京・渋谷のシネクイントで期間限定レイトショー上映。

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