“紅一点”深田恭子「皆さんワイルド」と模範解答
2011年11月28日 20:08

[映画.com ニュース] アクション大作「ワイルド7」のジャパンプレミアが11月28日、都内で行われ、主演を務める瑛太をはじめ、椎名桔平、丸山隆平、阿部力、宇梶剛士、平山祐介、松本実がバイクにまたがって登場。ワイルド7の面々が勢ぞろいするなか、“紅一点”で登壇した女優の深田恭子は「誰が一番ワイルドだと思うか?」の質問に、言葉を詰まらせながら「どの方もワイルドだと思います」と模範解答でかわしていた。
70年代に一世を風びした望月三起也の同名コミックを「海猿」シリーズの羽住英一郎監督が実写映画化。犯罪者として暗い過去をもつ7人の白バイ警官(通称ワイルド7)が、超法規的に悪を裁く活躍を描いたアクション大作だ。
撮影を前に東日本大震災が発生し「それでも日本中を元気づけるために、この映画を完成させようと言ったプロデューサーの言葉を肝に銘じた」(瑛太)。本格的なアクションに初挑戦し、「バイクや銃に囲まれた環境。男子ですし、鉄が好きなんで……。楽しい撮影でした」と述懐すると、椎名ら他キャストは大爆笑だ。その椎名は、「ふつう自分の出演作を見ると反省点ばかりに目がいってしまうが、今回は純粋にお客さんとして楽しめた」と自画自賛。アイドルグループ「関ジャニ∞」のメンバーでもある丸山は、本作が映画初出演で「大きなスクリーンに映ると、自分じゃない感覚。かっこ良く撮っていただき、ありがとうございます」と羽住監督に感謝を述べた。
「本編を見ているうちに、どんどん心拍数が上がった」(阿部)、「監督には死なない程度に追い込まれた」(宇梶)、「宇梶先輩が目障りだった(笑)」(平山)、「改造費に数100万かけたバイクを倒してしまった」(松山)と各メンバーも感想や舞台裏を明かし、羽住監督は「テンションが上がる作品に仕上がった」と胸を張った。
「ワイルド7」は12月21日から全国で公開。
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