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世界の希少本がずらり 日本橋にアンティーク本専門店オープン

2011年11月25日 20:30

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アンティーク本専門店オープンを祝う荒俣宏氏(左)
アンティーク本専門店オープンを祝う荒俣宏氏(左)

[映画.com ニュース] 「ユリシーズ」英国版初版、「風と共に去りぬ」マーガレット・ミッチェルサイン入りの初刷り初版など、世界中の老舗書店から集めた愛書家垂涎の貴重な古書を販売する「ワールド・アンティーク・ブック・プラザ」が11月25日、丸善日本橋店(東京都中央区)3階にオープンした。

現在出品されている目玉商品は、先にあげた2点以外にキルケゴール初版本コレクション33点(340万円)、「チャタレイ夫人の恋人」私家版、初版サイン入り(147万円)、「ペリー提督日本遠征記」特別版(65万円)など。そのほか、アンディ・ウォーホル「ブルー・ムービー」フォトブック、ガス・バン・サントの写真集など映画関連の初版本も数多く並ぶ。

また、セルバンテス「ドン・キホーテ」版画集(75万円)、シューベルト自筆楽譜(900万円)、漢字廃止を唱えた前島密による、特殊なひらがな金属活字で印刷した「ひらがなしんぶん」(50万円)など、古書のほかにも資産価値の高い商品が展示・販売されている。

同プラザは、古書販売、洋書輸入などを手掛ける雄松堂書店が運営。オーストリア人で国際古書籍商連盟元会長のミヒャエル・シュタインバッハ氏が、日本に移住し総支配人を務め、商品の選定を行う。オープンを祝し、古書に造けいが深く、収集家・文筆家として活躍する荒俣宏氏もこの日同店に駆けつけた。

荒俣氏は「一般的に古書は学者が読むといった認識でしょうが、まったくそうではありません。知的財産ということに間違いはありませんが、装丁、活字のひとつひとつがつくり上げられたもの。“もの”としての素晴らしさを見られます。値段は高いですが絵画など他のアートに比べれば安いもの。私も、サラ金でお金を借りれば買えました(笑)」と、愛書家らしい冗談を交えて、古書の魅力をアピールした。

「ワールド・アンティーク・ブック・プラザ」の営業時間は午前10時~午後8時。元日を除き無休。

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