イーサン・ホーク&ジュリー・デルピー「ビフォア・サンセット」続編製作へ
2011年11月22日 14:10
[映画.com ニュース] リチャード・リンクレイター監督、イーサン・ホーク&ジュリー・デルピーが、「恋人までの距離(ディスタンス)」(1995)、「ビフォア・サンセット」(04)に続く、第3弾の製作に取り組んでいることが分かった。
第1弾は、列車の中で出会ったアメリカ人青年ジェシー(ホーク)とフランス人女性セリーヌ(デルピー)が、ウィーンを舞台に一夜だけの限られた時間のなかで、急速にひかれあう様子を描いた。第2弾は9年後、結婚し作家になったジェシーと、恋人と暮らすセリーヌがパリで再会し、失った時間を取り戻すさまをロマンチックかつ洗練された会話でつづり、両作とも大人向けの極上の恋愛映画として人気を集めた。
リンクレイター監督とホーク、デルピーはこの半年間、第3弾について活発にアイデアを交換してきたそうで、3人とも機が熟したと考えているようだ。米Vultureによれば、ホークは「1作目と2作目の間には9年の歳月があった。もし3作目を来夏撮れば、2作目からまた9年の月日が経ったことになる。だから、製作するのにちょうどいい時期だと思っているんだ。僕たちは今年中に脚本に着手するつもりだ」と語っているという。
ホークとデルピーは過去2作の脚本執筆にかかわっており、主人公には2人の意見が大きく反映されている。