篠崎愛、初主演映画「パンツの穴」で「高校時代に戻ったみたい」
2011年11月19日 14:49
[映画.com ニュース] 映画「パンツの穴 THE MOVIE 童貞喪失ラプソディ」が11月19日に公開初日を迎え、ヒロインを務めたアイドルユニット「AeLL.(エール)」の篠崎愛、同メンバーの西恵利香、石條遥梨、鷹那空実、田之上賢志、森岡利行監督が舞台挨拶に登壇した。
「月刊BOMB!」(学研パブリッシング刊)のエロティック投稿ドラマを原案に、かつて映画として一世を風びした「パンツの穴」を、新たなキャストで21年ぶりに映画化。両親の離婚に伴い田舎町に引っ越してきた可憐な女子高生と、童貞に思い悩む男子高生たちの青春が描き出される。
映画初出演にして初主演を務めた篠崎は水着あり、パンチラありで、ヒロイン・なるみを熱演。「演技すらほとんどしたことがなかったので、緊張しました」と振り返り、「私は高校のとき、男子とは緊張して話せなかったので、田之上くんと話しながら、高校時代に戻ったような気持ちでした」と笑顔を見せた。「全部のシーンでがんばった」と胸を張るが、特に思い入れがあるのは涙を見せる場面。「ふだん、感情が薄いって言われるんですが(苦笑)、お父さんの顔を見てセリフを言ったら自然と泣けてきました」と明かした。
AeLL.の仲間たちは、博志のクラスメイトを演じたが「セリフは二言しかないのに緊張しました!」(石篠)、「とにかく一生懸命やりました」(鷹那)と奮闘をアピール。リーダーの西は、「何を隠そう私は22歳なんですが(苦笑)。制服は5年ぶりくらいでしたが背の低さで何とかなったかなと思います」とホッとした表情で語り、会場の笑いを誘っていた。
撮影が9月に行なわれ、2カ月後に公開という過密スケジュールとなった本作。森岡監督は篠崎と田之上を「若くてパワーがある。キャリア不足を吹っ飛ばすくらいの情熱をもって挑んでくれた」と称えた。