岡田将生、「アントキノイノチ」瀬々監督の手紙に号泣
2011年11月19日 13:02

[映画.com ニュース] 俳優の岡田将生が11月19日、主演映画「アントキノイノチ」の初日舞台挨拶に出席。メガホンをとった瀬々敬久監督から感謝の手紙をサプライズで読み上げられ、感極まり大粒の涙を流した。
同作は全国230スクリーンで公開。岡田と瀬々監督は、共演の榮倉奈々、原田泰造、松坂桃李とともに東京・有楽町の丸の内ピカデリー1で舞台挨拶に立った。瀬々監督が、声を詰まらせながら東日本大震災発生直後の撮影を振り返る手紙が披露されると、岡田は大号泣。「きょうは初日なのにみんな、そっけないなと思っていたんです。監督は目も合わせてくれないし……。こういうことだったんですね」と照れ笑いを浮かべながら、涙をぬぐった。
さだまさしの人気小説を映画化したもので、高校時代のある経験で心を閉ざした主人公の青年が、遺品整理業という仕事を通じて命と向き合い、再生していくさまを描く。岡田は、「震災があって『撮影していていいのかな』と思ったこともありますが、この映画を通して命の大切さを伝えられると信じてやりとげた。僕たちの愛のこもったメッセージが伝われば」と訴えた。そして、「きょうは泣いてばっか。もう、イヤ」とこぼすと、場内から温かい拍手がおくられた。
この日は、同館とMOVIX亀有で4回の舞台挨拶を敢行。全回2524席の前売り券が即日完売したという。また、公式サイトで「アントキノエガオ」と銘打ち募集し、寄せられた思い出の笑顔の写真1万枚を使って作成されたモザイクアートが披露された。
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