蒼井優、映画ナレーションのギャラ全額を福島へ寄付
2011年10月30日 14:13
[映画.com ニュース] 女優の蒼井優が、ナレーションを務めたドキュメンタリー映画「がんばっぺ フラガール! フクシマに生きる。彼女たちのいま」のギャランティを、福島・いわき市へ全額寄付することを申し出ていることがわかった。
今作は、同市内にあるスパリゾートハワイアンズに所属するフラガールたちの東日本大震災後の姿を追ったドキュメンタリーだ。2006年公開の映画「フラガール」の舞台となった同所も壊滅的な打撃を受けたことを知った蒼井、松雪泰子、富司純子、山崎静代が、連名で1000万円の義援金を寄付。蒼井は今作のナレーションも、「被災地の応援になるなら」と快諾した経緯がある。
映画は10月29日、全国22スクリーンで公開。メガホンをとった小林正樹監督をはじめ、マルヒア由佳理、大森梨江らフラガール7人、主題歌「100万回の『I love you』」を手がけたRakeは、東京・新宿ピカデリーで舞台挨拶に立った。
フラガールたちは、冒頭から「オテア」と「フラガール~虹を~」を華やかに披露。Rakeが同曲を熱唱すると、楽曲に合わせて踊るサプライズも見られ、場内のボルテージは最高潮に達した。舞台挨拶終了後は、東京・有楽町マリオンへ移動。有楽町ルミネ開業でにぎわう人々へ笑顔でレイをかけるなど、映画をPRした。