「外事警察」映画化決定 渡部篤郎が韓国語で初演技
2011年10月28日 05:01

[映画.com ニュース] 2009年にNHKで放送され人気を博したドラマ「外事警察」が、映画化されることになった。渡部篤郎がドラマに続き主人公・住本健司役を演じ、韓国の人気俳優キム・ガンウが日本映画に初出演。ほか、真木よう子、尾野真千子、田中泯、イム・ヒョンジュン、遠藤憲一、余貴美子、石橋凌らが共演する。
ドラマ「外事警察」は、日本で初めて警視庁公安部外事課を主舞台に取り上げ、国際テロリズムとの戦いをリアルに描いたサスペンス・エンタテインメント。映画では麻生幾の同名小説を原案に、「ハゲタカ」のスタッフが国家の機密情報を扱う外事警察にメスを入れるべく、約1年半にわたり関係者への取材を行い、オリジナル脚本を完成させた。
渡部は、映画化について「ドラマからスタッフ、キャストが一丸となってつくってきた作品ですので、さらに作品が続いていくことをとてもうれしく感じております」と喜んだ。8月21日に千葉でクランクインし、9月20日からは韓国のソウルと釜山で約3週間にわたる撮影を敢行。1カ月間におよぶレッスンでハングル文字を読みこなせるようになるまで韓国語を体得し、現場では通訳を介さずに会話を楽しむほどまでに上達したという。
本編で渡部演じる主人公・住本は、元警視庁公安部外事4課ウラ作業班主任で、内閣情報調査室所属という役どころ。米CIAから日本にウランが持ち込まれたという情報が政府に入り、外事課はテロリストと交流があると疑われている企業の社長夫人(真木)を、“協力者”に仕立て上げるための糸口を見つける。その矢先に、住本が何ものかに刺される。それは、韓国の工作員からの警告だった。
また、韓国ではSWATの銃撃シーンを実際の防空壕を使い、約40時間を費やして撮影したという。渡部は、「日韓のコラボレーションによる、映像美や重厚感が随所にちりばめられた作品になっています。緻密なストーリーはドラマと変わらず素晴らしく、舞台が韓国にまで広がっていることで、スケール感がさらにアップしています」と自信のほどをうかがわせている。
「外事警察」は、2012年6月2日から全国で公開。
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