渡部篤郎、ダークな役に苦笑「難しい…」 NHKドラマ「外事警察」会見
2009年10月17日 20:28

[映画.com ニュース] NHK総合で11月からスタートする新土曜ドラマ「外事警察」の発表会見が10月16日、都内の同局で行われた。非情なスパイハンターに扮する主演の渡部篤郎は、「ダークな色に染まった役で、感情移入がとても難しいです。経験値を生かしてやっていますがまだまだ。難しいです……」と苦笑いでアピールした。
街に深く潜入しながらも決して姿をみせない警察の対国際テロリスト捜査班“外事警察”を、緻密な取材を重ね映像化する社会派サスペンス。“ウラ”の異名を持つ警視庁公安部外事4課を舞台に、外事警察の申し子として教育を受けた主人公らの知られざる日常が描かれる。
制作スタッフ自らが「こんな辛い時代に辛いドラマですみません」と笑わせるほどの重い内容。さすがの渡部も苦労している様子で、職務を全うするためには手段を選ばないという役柄に「私の中では、こんなことはしたくないと思いながらやっています」とポツリ。さらに撮影の様子を聞かれても、「やっぱり疲れますよ。和気あいあいという感じではないですね。殺伐としているわけでもないんですが」とここでも苦笑交じりだった。
一方、外事4課の新人を演じる尾野真千子は「(撮影では)私は失敗が多いんですが、渡部さんが、こうしようああしようと言ってくださるので凄く助かります」と感謝。外事4課の協力者となり、人生を狂わされる主婦に扮する石田ゆり子は「スタッフを含めオーケストラをやっているみたいなんですよね」と今後の展開に意気込んでいた。
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