ポルノグラフィティ、三池監督作「逆転裁判」で“無敵コラボ”
2011年10月27日 20:08

[映画.com ニュース] ロックバンドのポルノグラフィティが、人気法廷ゲームを三池崇史監督が映画化する「逆転裁判」に、主題歌(タイトル未定)を書き下ろすことがわかった。
原作は、2001年に発売された任天堂のゲームボーイアドバンス版をはじめ、さまざまなゲーム機用ソフトとしてシリーズ化された人気ゲーム。個性豊かなキャラクターと謎解きの面白さから多くの女性ファンを獲得し、累計販売本数410万本を記録した。CG、VFXを駆使し、法廷シーンでくり広げられる「異議あり!」「くらえ!」などゲームの臨場感を再現する。
同バンドの岡野昭仁(ボーカル&ギター)と新藤晴一(ギター)は、現在楽曲制作に取り組んでいるそうで、「緊迫感のある、心に突き刺さるような楽曲になると思います」(岡野)、「歌詞も、映画で描かれる“スリリングさ”を込めた世界観になっていくと思います」(新藤)と自信をのぞかせた。一方の三池監督も、「無敵のコラボレーション。最強のテーマ曲を得て、映画『逆転裁判』は(日本)アカデミー賞に向けて突っ走るぜい!」とコメントを寄せた。
凶悪犯罪が増加するパラレルワールドの日本を舞台に、弁護士と検事が直接対決し、3日間という限られた時間の内で「裁判」と「捜査」を同時に行う法廷劇をスピーディーに描く。
正義感にあふれた主人公の新人弁護士・成歩堂龍一を成宮寛貴、幼なじみでライバルの天才若手検事・御剣怜侍を斎藤工が演じ、激しい攻防戦を見せる。成歩堂を助ける霊媒師・綾里真宵役の桐谷美玲をはじめ中尾明慶、大東俊介、柄本明、檀れい、谷村美月らが共演する。
「逆転裁判」は、2012年2月11日から全国で公開。
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