歌人・枡野浩一、映画出演は南Q太との離婚を書いた小説がきっかけ
2011年10月24日 12:06

[映画.com ニュース] 第24回東京国際映画祭の日本映画・ある視点部門に出品されている「ひとつの歌」が10月23日、会場となる東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで公式上映され、金子岳憲、石坂友里、枡野浩一(歌人)のキャスト陣と監督・脚本・プロデュースの三役を務めた杉田協士が舞台挨拶に立った。
駅での転落事故を、偶然目撃した青年と被害者の娘の交流を静かに描き出す本作。篠崎誠、青山真治らのもとで助監督を務めてきた杉田監督にとって、初の長編作品となる。
人気の劇団「ハイバイ」に所属する金子は、杉田監督とは10年以上前からの付き合いだそうで、友人同士でアトリエとして借りていたた都内の雑居ビルで出会ったという。杉田監督が手がけたショートフィルムに出演したこともあったというが、編集の都合でカットされたため今回、満を持して主演を務めることになった。
ヒロイン役の石坂は、3年ほど前から韓国でも活動しており「韓国でCMやプロモーションビデオに参加する中で演じる楽しさを知りました」と明かす。金子同様に杉田監督のショートフィルムに出演したことをきっかけに本作へ出演。午後9時台の上映にもかかわらず、多くの観客が詰めかけた客席を見て満面の笑み浮かべた。
歌人、小説家、評論家、俳優と多才な活躍を見せる枡野が本作に出演するきっかけになったのは小説とTwitter。人気漫画家・南Q太の元夫である枡野だが、「離婚の苦しみを『結婚失格』という小説に描いたら、それを監督が読んでTwitterでスカウトされました。多分、その苦しみを描いた僕にしかできない役柄だったのだと思います」とひょうひょうと語った。
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