上映禁止処分を受けた、A・カリーナ主演の宗教問題作が再映画化
2011年10月11日 20:49

[映画.com ニュース] 18世紀フランスの思想家ディドロが修道院の腐敗を告発した小説を、ヌーべル・バーグの旗手ジャック・リベット監督がアンナ・カリーナ主演で映画化、カトリック教会の反対により上映禁止処分を受けながらも、1966年にカンヌ映画祭で最高賞にノミネートされ物議をかもした問題作「修道女」が再び映画化されることが明らかとなった。
自らの意に反して修道院に送られた没落貴族の娘・シュザンヌは、修道院長に肉体的苦行を受け、紆余曲折の後、別の修道院に移る。新しい修道院では院長にかわいがられるが、そこでは修道女たちが同性愛にひたっており、シュザンヌはセクハラを受ける。神に請願をたてることを拒否するシュザンヌは、自由を求めて逃げ出したものの、その後、娼館に拾われる……というスキャンダラスなストーリーから、公開時は18禁指定を受けた。
ベルギー出身の新進女優ポーリーヌ・エティエンヌがシュザンヌを演じ、「アデル ファラオと復活の秘薬」のルイーズ・ブルゴワンがサディスティックな修道院長を、シュザンヌに性的な愛情を示す修道院長を「ピアニスト」などで知られる演技派女優イザベル・ユペールが演じる。メガホンをとるのは「ストーン・カウンシル」を手がけた仏スリラーの名手、ギョーム・ニクルー監督。
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